- 2024/08/07 掲載
バングラデシュに「全面的にコミット」、経済安定を支援=IMF
ハシナ首相は5日、辞任し、国外に脱出した。公務員採用の優遇枠への反発をきっかけとする抗議活動が激化し、治安当局との衝突で多数の死傷者が出ていた。シャハブッディン大統領は6日、暫定政権の樹立に向け議会を解散した。
新興市場専門のTellimerによると、IMF、世界銀行、アジア開発銀行などの国際機関のバングラデシュへの長期融資は同国の国内総生産(GDP)の約4分の1に相当し、国際機関による継続的な支援が経済にとって極めて重要となっている。
IMFは昨年1月に同国への47億ドルの融資プログラムを承認した。IMFは事態の進展を注視しており「死傷者が出て、深い悲しみに暮れている」とし、「われわれは引き続きバングラデシュとその国民に全面的に尽力し、経済の安定を確保し、包括的な成長を実現するための取り組みを支援する」と述べた。
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