- 2024/07/12 掲載
出前館が大規模自社株買い、「株価は収益性織り込んでない」
[東京 12日 ロイター] - 出前館は12日、普通株2200万株(発行済み株式の16.66%)、総額50億円を上限とする自社株買いを行うと発表した。取得期間は7月16日から2025年4月10日まで。取得した株式は原則として消却を予定している。
同社は2025年8月期の通期黒字化に向け事業を推進しており、成長投資に必要な現預金は十分に確保できていると説明。「現在の株価水準は将来の収益性が十分に織り込まれていない」との認識を示した。
出前館の業績は広告宣伝費や投資の影響などで赤字が続いており、24年8月期の連結業績も赤字を予想している。もっとも、足元の業績は前年比で赤字幅が縮小している。
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