- 2024/07/12 掲載
再送-オアシス、クスリのアオキ社長ら提訴 解任求める株主提案も
Atsuko Aoyama
[東京 12日 ロイター] - 香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントは12日、投資先のクスリのアオキホールディングスの青木宏憲社長および青木孝憲副社長などに対して、約72億円の損害賠償を求める訴訟を提起したと発表した。両氏と八幡亮一取締役を解任するよう求める株主提案も提出した。
オアシスはクスリのアオキHD株を約9.7%保有する。2023年の定時株主総会でガバナンス改善を目指して株主提案を行い、株主総会後も建設的な対話を行うために働きかけを行ってきたが、クスリのアオキHDの非協力的な姿勢により拒絶されたとしている。
オアシスが問題視するのは株式の希薄化につながるストック・オプションの発行で、8月に行われる見込みの24年定時株主総会後、少数株主の利益を犠牲にして社長・副社長が行使の権利を得ることになるとしている。
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