• 2024/07/12 掲載

「猫砂」でSDGs=おから再利用の工場、沖縄に―アース製薬

時事通信社

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猫のトイレに使われる「猫砂」で、SDGs(持続可能な開発目標)実現に向けた取り組みが進んでいる。アース製薬子会社のアース・ペット(東京)は11日、豆腐を作った後に残るおからを再利用し、猫砂に再生する工場を沖縄県西原町に新設した。豆腐消費量が多い同県では大量のおからが廃棄されているとされ、ペット用品に活用することで、「循環型経済(サーキュラーエコノミー)」の実現につなげる。

日本乾燥おから協会によると、豆腐製造業者から大量に排出されるおからは腐敗しやすく、一部が食品利用されるものの、産業廃棄物として扱われている。

新工場は、県内の豆腐製造業者などと業務提携し、買い取ったおからから猫砂を製造。10月には県内限定で新商品を発売し、地域でのペット商品のシェア向上も目指したい考えだ。

おから由来の猫砂は誤って猫が食べても安全であるほか、鉱物系由来の猫砂などと違い、燃えるごみとして処理できる。ライオン子会社のライオンペット(東京)も2005年からおからを利用した猫砂を販売しており、ロングセラーとなっている。

猫砂への未利用資源の活用も進んでおり、エステーはネコ用トイレ「エステーペット」シリーズで、北海道産トドマツの間伐材から抽出した成分を消臭成分として使用。このほか市場には木くずを利用した商品なども流通しており、猫砂をめぐる環境意識は高まっているようだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕おからから猫砂を製造する沖縄県西原町のアース製薬子会社の工場(アース製薬提供)

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