- 2024/04/05 掲載
重要鉱物安保で産出国と協議=供給網強化へ日米欧など
日本や米国、欧州連合(EU)などは5日、ニッケルなど重要鉱物の供給網強化に向け、産出国を交えたフォーラムをベルギーで開いた。資源が偏在する重要鉱物を安定的に確保するため、カザフスタンやウクライナといった産出国と協議を深める。
フォーラムは、2022年に米主導で設立された鉱物資源安全保障パートナーシップ(MSP)に産出国を加えて開催。MSPは脱炭素化に不可欠な重要鉱物の供給網の多角化や、戦略的な鉱山開発を目指して協調を進めている。
オンラインで参加した上月良祐経済産業副大臣は「フォーラムを通じ、生産国と消費国の協力関係をさらに深め、強靱(きょうじん)な供給網の実現に貢献していきたい」と語った。
【時事通信社】
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