- 2024/04/05 掲載
英新車販売、3月としては19年以降最高=業界団体
3月は新ナンバープレートが発行されることから、通常は年間で最も活気のある月だが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準はなお30.6%下回った。
フリートの販売台数は約30%増加したが、民間の需要は7.7%減少。生活費からの圧力と高金利が引き続き消費支出を圧迫した。
SMMTのマイク・ホーズ会長は「2年間の供給逼迫を経て、フリート投資に後押しされ市場の成長が続いている。ただ、民間市場の低迷と電気自動車(EV)の市場シェア縮小は今後の課題を示している」と述べた。
3月はバッテリー電気自動車(BEV)の登録台数が過去最高を記録したが、市場シェアは昨年3月から1%縮小した。
ホーズ氏は「企業やフリートにとどまらず民間消費者に対する政府の支援は前向きなメッセージとなり、BEVへのより迅速かつ公正な移行につながるだろう」と述べた。
SMMTは、BEVに対する付加価値税(VAT)の税率を一時的に半分にするといった促進策を講じるよう求めている。
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