- 2024/04/05 掲載
独ショルツ首相訪中に財界トップが同行へ、シーメンスCEOら
中国はドイツ最大の貿易相手国で、昨年の対中直接投資額は過去最高の119億ユーロ(129億ドル)に及んだ。中国の自動車市場は世界で最も大きく、ドイツ自動車メーカーは合弁事業を多数展開している。
ショルツ政権は昨年夏、中国経済への依存度を減らす「デリスク(リスク回避)」の戦略を策定したものの、具体的な措置や拘束力のある目標は曖昧だった。今回の首相訪中は、戦略策定後では初めてとなる。
同行するシーメンスCEOのローランド・ブッシュ氏は「ドイツ財界アジア太平洋委員会(APA)」の会長兼社長を務めている。
このほか、同行するCEOはメルセデス・ベンツのオラ・ケレニウス氏や、医薬・化学品大手メルクのベレン・ガリーホ氏、BMWのオリバー・ツィプセ氏、製薬大手バイエルのビル・アンダーソン氏、鉄鋼・エンジニアリング大手ティッセンクルップのミゲル・ロペス氏ら。
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