- 2024/03/26 掲載
子ども用紙おむつ撤退=少子高齢化、海外注力へ―王子ネピア
王子ホールディングス傘下の王子ネピア(東京)は26日までに、子ども用紙おむつ事業を9月で終了すると発表した。少子高齢化が進む国内から撤退し、高い成長性が見込まれるマレーシアやインドネシアでの事業拡大を図る。
子ども用紙おむつは「Genki!(ゲンキ)」と「Whito(ホワイト)」ブランドで展開している。名古屋工場(愛知県春日井市)で年間4億枚を生産しており、9月までに生産と出荷を終える。国内では今後、引き続き需要が高い大人用の紙おむつ事業に注力する。
子ども用紙おむつは、ユニ・チャームの「ムーニー」や花王の「メリーズ」などが先行しており、王子ネピアのシェアは3~4%にとどまっているという。
【時事通信社】
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