- 2024/03/22 掲載
中小の賃上げ率「上向く」=24年春闘で日商会頭
日本商工会議所の小林健会頭は21日の記者会見で、2024年春闘で労使交渉が本格化している中小企業の賃上げ率について、「去年より上向いた数字になると思う」と述べた。
中小に先立つ大手企業の労使交渉では満額回答が相次ぎ、連合が先に公表した賃上げ率の第1回集計結果は5.28%と、33年ぶりの高水準となった。小林氏は、中小でも「人手不足を回避するには、ある程度(賃金に)資金を回さざるを得ない」と指摘。賃上げ機運の高まりを受け「心意気を持って(労働組合との交渉に)参加する企業が出てきてもおかしくない」と期待感を示した。
【時事通信社】
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