[２１日 ロイター] - ＵＢＳグローバル・リサーチは２１日、連邦準備理事会（ＦＲＢ）が前日に発表した金利・経済見通しを踏まえ、利下げ開始時期は６月になるとの予想を見方を示した。従来は５月としていた。

ＵＢＳは、６月に初回の０．２５％ポイントの利下げが実施され、その後は９月と１２月にそれぞれ０．２５％ポイントの利下げが行われると予想。年末時点のフェデラルファンド（ＦＦ）金利誘導目標は４．５０─４．７５％になるとした。ＪＰモルガンやゴールドマンサックスなども同様の予想を示している。

２０２５年については、ＦＦ金利誘導目標は３．００─３．２５％に引き下げられるとの見方を示した。

２４年の個人消費支出（ＰＣＥ）価格指数の伸びは２．３％と予想。従来見通しから約０．４％ポイント引き上げた。

２４年の米経済成長率は１．２％と予想。ＦＲＢは２．１％と予測している。