- 2024/03/21 掲載
JAL、今期純利益予想900億円に上方修正、年間配当は10円増の70円
[東京 21日 ロイター] - 日本航空(JAL)は21日、2024年3月期の純利益予想(国際会計基準)を従来の800億円から900億円に引き上げた。コロナ禍からの旅客需要の順調な回復を反映した。今期の年間配当は1株当たり70円と当初予想から10円増配し、25年3月期は80円を計画する。
修正後の今期純利益予想は、IBESがまとめたアナリスト10人の予測平均値854億円を上回る。
同社はこの日、中期経営計画を発表。純利益は25年3月期に1000億円、26年3月期に1250億円をそれぞれ見込む。EBIT(財務税引き前利益)の目標は25年3月期に1700億円と想定し、26年3月期は2000億円と従来目標の1850億円以上から上方修正した。
併せて26年3月期から34年3月期にかけての機材購入計画も公表した。カタログ価格約1兆1400億円でエアバスのA350-900型機を21機、同約1900億円でA321neo型機11機、同約5400億円でB787型機10機をそれぞれ購入する予定。羽田での衝突事故で全損したA350-900型機の代替として同型機を追加購入する。
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