• 2024/03/21 掲載

米政権が2032年までのEV比率目標大幅に引き下げ、大統領選が影響か

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
David Shepardson Joseph White

[ワシントン 20日 ロイター] - バイデン政権は20日、新車販売のうち普通乗用車に占める電気自動車(EV)の比率を2032年までに67%とするとしていた従来の目標を35%に引き下げた。11月の大統領選の鍵を握るミシガン州などで、厳格な温室効果ガス排出量基準とそれに基づく早急なEV普及の促進に対する反対の声が強いことが影響したとみられている。

米環境保護局(EPA)は、こうした目標修正に伴って自動車メーカーがハイブリッド車(HV)を通じて排出量基準を達成できる余地を大きく広げることができる規則を採用。また燃費向上のためのさまざまな技術を新たに認めた。

EPAのリーガン長官は記者団に、新しい枠組みの下でもEPAの当初案と同じような排出量削減が達成され、より積極的なEVへの移行が実現されると強調した。

これらの枠組みが導入された背景には、再選を目指すバイデン大統領が直面している政治情勢がある。民主党候補指名が確実なバイデン氏と、共和党候補となりそうなトランプ前大統領の双方にとって、ミシガンやウィスコンシン、ペンシルベニアといったいわゆる激戦州を制しない限り勝利は見えてこないが、そうした地域では自動車業界の労働者がEVへの移行で雇用を奪われるとの懸念が広がっている。

トランプ氏は繰り返し、バイデン政権のEV化政策を批判している。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます