- 2024/03/21 掲載
利下げ想定「年内3回」維持=5回連続金利据え置き―米FRB
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は20日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を5会合連続で据え置くことを決めた。最新の政策金利見通しでは、2024年内に3回利下げする想定を提示。インフレ圧力は根強いものの、昨年12月時点の予想を維持し、利下げ時期を慎重に探る方針だ。
政策金利は01年以来の高水準となる年5.25~5.50%。決定は全会一致だった。
会合後の声明でFRBは「インフレが持続的に2%へ向かうと、より大きな確信を得るまで、利下げは適切と考えていない」と指摘。利下げ時期の判断に際し、指標や景気動向を見極める姿勢を示した。
【時事通信社】
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