- 2024/02/26 掲載
大分工場、26日再開=認証不正で2カ月ぶり―ダイハツ
ダイハツ工業は26日、ダイハツ九州の大分工場(大分県中津市)で、安全性が確認された10車種の生産を約2カ月ぶりに再開する。認証不正の拡大を受けて国内全4工場を昨年12月下旬に停止して以来、再開は京都工場(京都府大山崎町)に続き2カ所目。同社は認証担当者の増員をはじめとする再発防止策を講じ、態勢の立て直しを急ぐ。
生産を再開するのは、国土交通省が1月30日に出荷停止を解除した軽自動車「ミライース」など10車種で、トヨタ向けに供給する「ピクシスエポック」も含まれる。ただ、10車種の2022年度の生産台数は計約28万台で、京都工場で再開した2車種を含めても国内生産全体に占める割合は4割弱にとどまる。
ダイハツは、国交省が今月16日に安全性を確認した「ロッキー」など3車種について、3月4日以降に滋賀工場(滋賀県竜王町)で生産を再開できるよう仕入れ先の準備状況などを調査している。国交省は残る車種の確認を続けており、全面再開の見通しは立っていない。
【時事通信社】 〔写真説明〕ダイハツ工業が26日に生産を再開する「ミライース」(同社提供)
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