［２２日　ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のクック理事は２２日、利下げを開始する前にインフレが目標の２％に向けて低下しているというさらなる確信を得たいという認識を示した。

インフレがいずれ２％の目標に到達すると予想するのは「合理的」としつつも、目標達成に至るまでの道のりは今後も「一様でない」可能性があると述べた。

「時期尚早な金融政策の緩和によってインフレを高止まりさせる可能性と、遅すぎる緩和によって経済に不必要な害を与える可能性を検討している」とし、データによってディスインフレが持続可能でという確信が強まれば、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は「ある時点で」利下げが可能になるという見解を示した。