- 2024/02/22 掲載
世界債務残高、過去最高に=コロナ後も膨張加速―23年
【ワシントン時事】主要金融機関が加盟する国際金融協会(IIF)は21日、世界の公的債務と民間債務の合計残高が2023年、313兆ドル(約4京7000兆円)と、過去最高を更新したと発表した。このうち政府債務が最も増え、コロナ禍が一服した後も膨張が加速している実態が浮き彫りとなった。
IIFによると、23年10~12月期の世界の債務残高は前年同期比15兆ドル増加。米国やドイツ、フランスなど先進国が押し上げた。24年に入っても、金利上昇に伴う利払い負担の拡大にもかかわらず、主要国の経済指標の強さを踏まえた投資家心理の改善を受け、新興国が国際金融市場で起債を増やしているという。
【時事通信社】
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