• 2024/02/22 掲載

止まらぬ不祥事=意識改革が急務―ENEOSグループ

時事通信社

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石油元売り最大手のENEOSホールディングス(HD)で、3件目となるグループ企業トップのセクハラ行為が21日、発覚した。ENEOSHDは、空席が続く社長の後任を2月末にも発表するべく準備を進めている最中だった。不祥事の連鎖でグループのイメージ悪化は避けられず、新経営陣による意識改革が急務だ。

同社では2022年に杉森務会長、23年に斉藤猛社長と2代続けて経営トップが辞任。斉藤氏の行為を防げなかったとして副社長1人も退いた。

グループ中核会社、ENEOSの宮田知秀副社長は今年1月、社員への年頭メッセージで「経営トップによる不祥事が続く事態に、企業としての再生が必要だ」と強い危機感を表明。「法令順守とハラスメント撲滅は重点的に取り組む」と強調していた。

しかし、再生可能エネルギー事業を手掛けるジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE、東京)で、安茂会長のセクハラが判明。JREは、安氏が既に取締役を外れていたことを理由に記者会見を開かず、ENEOSHDも開催を促すことはなかった。安氏以外の処分者はいないという。

ENEOSHDは、第三者機関の助言も得ながら不祥事の再発防止策を検討し、新社長の人選と併せて発表する予定だ。新たな経営体制は4月に発足する見通しだが、信頼回復は容易ではない。

【時事通信社】

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