- 2024/02/21 掲載
1月訪日客、268万人=コロナ禍前と同水準―政府観光局
日本政府観光局が21日発表した1月の訪日外国人数(推計値)は268万8100人と、新型コロナウイルス感染拡大の影響がなく、1月として過去最高だった2019年同月(268万9339人)とほぼ同水準に達した。単月で過去最多を記録した韓国、台湾のほか、米国やフィリピンなどからの旅行客が増え、前年同月に比べて79.5%増加した。
元日に能登半島地震が発生した後、東アジアを中心に一部で訪日旅行をキャンセルする動きもあったが、影響は限定的だった。訪日客数は昨秋以降、おおむねコロナ禍前の水準を取り戻し、堅調を維持している。
このうち、コロナ禍前に3割程度のシェアを占めた中国(香港・マカオ除く)は41万5900人。出遅れが続いているが、19年同月比の回復率は55.1%と前月の44.0%から上昇した。日中間の地方路線の運航本数が増えたことなどが背景。
【時事通信社】
関連コンテンツ
PR
PR
PR