- 2024/02/20 掲載
世界株「オーバーウエート」に、経済成長見通しで=ゴールドマン
16日付のノートで「今年は経済成長がリスク選好のより重要な原動力となり、株式と債券の負の相関関係が強まる見込みだ」と述べた。
金融緩和サイクルは歴史的にリスク資産を支援してきたが、今年はすでに緩和見通しがかなり織り込まれており、それほど支援効果はない可能性があると指摘した。
CMEのフェドウオッチによると、米連邦準備理事会(FRB)が6月に25ベーシスポイント(bp)の利下げを実施する確率は約51.3%織り込まれている。
世界的な利益の伸び率見通しは、売上高の伸び鈍化と利益率の改善余地が限定的なことから依然として比較的抑制されていると指摘。しかし、世界的な経済成長が利益の伸びに「上振れリスク」をもたらすとした。
また「株式市場は景気改善を背景にこれまで債券利回り上昇を消化してきたが、『良いニュースは悪いニュース』という考えに逆戻りするリスクがある」とも指摘した。
関連コンテンツ
PR
PR
PR