- 2024/02/13 掲載
東京株、901円高=幅広い業種に買い
13日の東京株式市場では、米国株の堅調さなどを背景に幅広い業種に買いが入った。日経平均株価の午前の終値は前週末比901円47銭高の3万7798円89銭と、大幅に続伸した。
前週末の米市場では、人工知能(AI)向け需要拡大への思惑からハイテク株が上昇。12日の米株は上げ一服となったが、連休明けの東京市場でも半導体関連銘柄の上昇率が大きくなった。決算発表に反応した売買は活発で、好業績銘柄の上昇も相場を支えた。「日本株の上昇に乗り遅れまいとする海外投資家の買いも入って、上げ幅が広がったようだ」(国内証券)という。
ただ、決算内容が市場予想に届かないなど悪材料が出た銘柄は売られた。13日午前の取引では、東京エレクトロンとソフトバンクグループの2銘柄の上昇だけで、日経平均が400円強押し上げられた。最近は特定銘柄に投資資金が集中しており、「買いの広がり方が鈍い。このまま上昇し続けられるかは不透明だ」(大手証券)との声もあった。
【時事通信社】 〔写真説明〕日経平均株価を示すモニター=13日午前、東京都中央区
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