• 2025/04/23 掲載

オープンAIはグーグル「クローム」買収に関心、幹部が独禁法訴訟審理で証言

ロイター

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[ワシントン 22日 ロイター] - 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米新興企業オープンAIの製品責任者ニック・ターリー氏は22日、グーグルのネット閲覧ソフト(ブラウザー)「クローム」事業の買収に関心を持っていると明らかにした。

ターリー氏は、グーグルのインターネット検索サービスを司法省が反トラスト法(独占禁止法)違反と認定したことを受け、21日から是正策を巡る訴訟の審理を開始した首都ワシントンの連邦地裁で証言した。

グーグルはクローム事業売却を提示していないが、原告の司法省は裁判所に売却命令を出すよう求めている。

ターリー氏は、裁判所が検索サービス市場の競争回復を促す一環として実際にクローム事業売却を命じた場合、オープンAIとして買収に意欲を持つだろうと述べた。

グーグル側の弁護士はこの審理で、ターリー氏が昨年、グーグルを最大の競争相手とはみなしていないと記したオープンAIの内部文書の存在を明らかにしたが、同氏はこの文書は従業員に奮起を促すためのものだったなどと説明した。

またターリー氏は、チャットGPTの検索技術にグーグルを利用したいというオープンAIの申し出をグーグルが拒否していたことも証言した。

チャットGPTは現在、マイクロソフトの検索エンジン「Bing(ビング)」の技術を使っている。

ターリー氏は、検索サービス市場の競争回復に向けてグーグルの検索データを競争相手に共有させるという司法省の提案は、チャットGPTの性能改善加速につながるとの見方も示した。

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