- 2024/02/07 掲載
午後3時のドルは横ばい147円後半、高止まりが続く
[東京 7日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤から横ばいの147円後半で取引されている。東京市場は手掛かり難から動意薄の展開で、主要通貨はほとんど値動きがなかった。市場の焦点は今後の米利下げ見通しと金利の反応だが、依然高金利のドル買い需要は根強く、高止まりが続いている。
日中のドルの値幅は147円後半で上下30銭にも満たず、邦銀関係者によると、取引量も少なめだったという。前日海外では、米雇用統計発表後に上昇していた米金利が反落してドルも売られたが、アジア市場の取引では金利、ドルともに大きな動きは見られなかった。
中国人民元の上昇が限られたことが、ドル安に歯止めをかけたとの指摘もあった。中国では当局が株価のてこ入れ策を講じる一方、6日の上海外為市場では大手国有銀行のドル売り/元買いが目立っていた[nL6N3ES05J]。
市場では「先週来、短期筋がかなりの勢いでドル買いを入れている。目先は上値を追うより、押し目を待つほうが効果的に見える」(外銀アナリスト)との声が出ていた。
ロイターの調査によると、為替ストラテジスト67人のうち、80%近い52人が、今後半年間はドルが想定水準を上振れるリスクが、下振れよりも大きいと回答した。米景気の底堅さを背景に、ドルの高止まりを予想する声が増えている[nL6N3ES05F]。
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後3時現在 147.95/147.96 1.0761/1.0765 159.22/159.26
午前9時現在 147.81/147.84 1.0755/1.0759 159.01/159.02
NY午後5時 147.93/147.96 1.0752/1.0756 159.09/159.13
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