- 2024/02/03 掲載
力強い米雇用統計、利下げ先送りを意味せず=シカゴ連銀総裁
グールズビー総裁は米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューで「単月の経済指標を深読みしたくない」としながらも、「労働市場の力強さが継続すれば、連邦準備理事会(FRB)が担う2つの責務のうち、雇用を巡る面で心配の種が軽減する」と語った。
グールズビー総裁は雇用統計について、労働時間が全体的に低調で、主要な数字が示唆するほどは力強くなかったと指摘。雇用統計を受け利下げ先送り観測が出ていることについて「経済システムを通したプラスの供給ショックがあれば、利下げを先送りすることはできない」と語った。
労働省発表の1月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比35万3000人増と、市場予想の18万人を大幅に上回って増加したほか、賃金も約2年ぶりの上昇率を記録した。
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