- 2024/02/02 掲載
日航、純利益5倍=脱コロナ、旅客回復傾向―4~12月期
日本航空が2日発表した2023年4~12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比5.3倍の858億円となり、コロナ禍前の19年の同期を上回った。水際対策と行動制限が昨年5月までに撤廃され、旅客数が国際線、国内線とも回復してきたため。ANAホールディングスが先に発表した連結純利益も19年の同期を超えており、航空大手2社の業績復調が鮮明になった。
日航の23年4~12月期の売上高に相当する売上収益は24.2%増の1兆2493億円と、再上場後の過去最高を更新した。日航の想定より円高と燃油価格の低下が進み、費用を抑制できたことも増益につながった。旅客数は19年の同期との比較で、国際線が7割弱、国内線が9割強の水準に回復した。
【時事通信社】 〔写真説明〕日本航空のロゴ(EPA時事)
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