- 2024/02/02 掲載
みずほFG、4―12月期純利益は18%増 通期見通し達成も計画据え置き
Ritsuko Shimizu
[東京 2日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループが2日に発表した2023年4―12月期の連結決算は、純利益が前年同期比18.2%増の6423億円だった。通期予想の6400億円に到達したものの、見通しは据え置いた。
顧客部門、市場部門ともに堅調に推移したほか、円安の影響も寄与し、連結業務純益(ETF関係損益等を含む)は8376億円と前年同期比22.8%増加。通期見通し9500億円に対する進ちょく率は88.1%となった。
与信関係費用は、将来の予測に基づく引き当てを積み増したものの、一部戻入れもあり、138億円にとどまり、年度計画1000億円に対して低位で推移している。
24年3月通期の連結純利益予想は6400億円(前期比15.2%増)で据え置いた。IBESがまとめたアナリスト11人による連結純利益予想平均値6466億円と同水準となっている。
PR
PR
PR