• 2024/02/02 掲載

メルク第4四半期は最終黒字、 「キイトルーダ」販売好調が寄与

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Michael Erman Leroy Leo

[1日 ロイター] - 米製薬大手メルクが1日発表した2023年第4・四半期決算は、調整後1株損益が0.03ドルの黒字となった。LSEGがまとめたアナリスト予想平均は0.11ドルの赤字だった。がん免疫療法「キイトルーダ」の好調な売り上げが寄与した。

売上高は前年同期比6%増の146億ドルで、アナリスト予想の145億ドルを上回った。

第4・四半期のキイトルーダの売上高は同21%増の66億ドルと、アナリスト予想の65億ドルを超えた。

世界で最も売れている処方薬であるキイトルーダの特許切れに伴う収入減に備えるため、同社は最大約150億ドル規模のディールを模索している。

キイトルーダの昨年の売上高は250億ドルに上り、26年までに300億ドルを突破すると予想されているが、特許による保護は20年代末までに失われる。

メルクはこの1年、第一三共から55億ドルで抗体薬物3種の複合体からなる抗がん剤の共同開発の権利を取得するなど、複数の契約を結んでいる。

ロバート・デービス最高経営責任者(CEO)は、ポートフォリオ充実化の進展には非常に満足しているが、さらに取引を行う必要があると説明し、事業開発を引き続き優先していく方針を示した。

新たな心血管代謝系製品については、30年代半ばまでの売上高見通しを100億ドル強から約150億ドルに引き上げた。

今年の通期売上高は627億─642億ドルを見込んでいる。アナリスト予想は635億ドル。通期1株利益予想は8.44─8.59ドルで、アナリスト予想の8.42ドルを上回った。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます