- 2024/02/02 掲載
米利下げ「タイミング重要」=遅過ぎは世界経済リスク―IMFトップ
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は1日、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げについて、「タイミングが極めて重要だ」と述べた。「早過ぎても、遅過ぎてもいけない」と話し、慎重に時期を判断すべきだとの見解を示した。一部記者団に語った。
米国のインフレが落ち着きを見せる中、FRBは年内の利下げ開始を視野に入れる。ゲオルギエワ氏は、FRBが必要以上に金利を高水準にとどめることは「米経済だけでなく、世界経済にもリスクだ」と警告。米金利が高止まりすることによるドル高が、途上国経済を圧迫する恐れを指摘した。
【時事通信社】
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