- 2024/02/01 掲載
ドイツ銀、23年第4四半期は30%減益 予想ほど落ち込まず
また、16億ユーロ(17億3000万ドル)相当の自社株買いと配当の計画を発表するとともに、収入の伸び率見通しを引き上げた。同行は約3500人の人員削減を計画している。
株主帰属の純利益は12億6000万ユーロと、前年同期の18億0300万ユーロから減少したが、アナリスト予想の約7億ユーロを上回った。
通期利益は前年の50億3000万ユーロから42億1000万ユーロに減少。アナリスト予想の36億6400万ユーロは上回った。
ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)はこのほど、国内行の24年の見通しについて、不動産業界の低迷が経済の重荷となり、融資が不良債権化するのに伴い、それほど好調ではなくなると警告している。
だがドイツ銀は21─25年の売上高の年平均成長率(CAGR)目標を3.5%─4.5%から5.5%─6.5%に引き上げた。
クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は 目標達成を「確信している」と強調した。
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