Akash Sriram

[３０日 ロイター] - 米カリフォルニア州新車ディーラー協会によると、米電気自動車（ＥＶ）大手テスラの同州での新車登録台数は昨年１０─１２月期に前年同期比１０％減の４万７５９２台となった。

前年割れはコロナ禍さなかの２０２０年７─９月期以来、３年超ぶり。カリフォルニア州はテスラの世界の納車台数の約１０％を占める。

アナリストによると、イーロン・マスク最高経営責任者（ＣＥＯ）の言動が多くの消費者を遠ざけた可能性がある。マスク氏はＸに反ユダヤ主義的な内容を投稿したほか、共和党への支持を表明した。

また、カリフォルニア州を拠点とするハイテク企業で人員削減が続いていることも消費者心理を圧迫したとみられる。