- 2024/01/31 掲載
第一三共が通期予想を上方修正、円安やインフル治療薬など寄与
第一三共は31日、24年3月期連結業績予想を上方修正すると発表した。円安やインフルエンザ治療薬イナビルの好調などが寄与し、営業利益は2000億円と従来予想の1500億円を3割超上回る見通しになったという。
スイス製薬大手ノバルティスとの特許侵害訴訟で和解金を受領したことも、利益の押し上げにつながった。
同時に期末配当を30円と、従来計画の20円から増やすことも決めた。「利益成長に応じた増配、機動的な自己株式取得を実施することで、株主還元の充実を図っていきたい」としている。
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