- 2024/01/23 掲載
午後3時のドルは147円後半、日銀会合後に一時大きく上下動
[東京 23日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤から小幅ドル安/円高の147円後半で取引されている。日銀が金融政策決定会合で現行政策の維持を決めたと発表すると147円後半から148円半ばを一時大きく上下したが、変動はすぐに収束した。
日銀が会合結果を発表した正午過ぎ、ドルは148円前半から半ばへいったん上昇した後、148円前半から半ばを何度か上下。次第に売りが強まって午後1時前には147円後半へ反落したが、次第に値動きは鈍り147円後半で値動きが落ち着いた。
日銀が、政策とともに金融政策運営の先行きを示すフォワードガイダンスに関する表現も前回12月から据え置いたことで、円相場への影響は限られたという。
市場では、日銀が公表した「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)に、物価上昇率が徐々に高まっていくとの「見通しが実現する確度は、引き続き少しずつ高まっている」との表現を追加したことに、関心を寄せる声もあった。
ただ、展望リポートも大半は前回と同様の内容で「植田和男総裁の記者会見でも、今後の政策運営に関する明確な手掛かりは得られないかもしれない」(FX会社)との声が出ていた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 147.92/147.93 1.0905/1.0909 161.33/161.35
午前9時現在 148.14/148.15 1.0876/1.0880 161.14/161.15
NY午後5時 148.10/148.12 1.0881/1.0885 161.18/161.20
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