- 2024/01/23 掲載
東京株、小幅反落=日銀会合後に利益確定売り
23日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比29円38銭安の3万6517円57銭と小幅に反落した。朝方は米国株高を好感して買いが先行。午前の取引終了時点ではバブル経済期の1990年2月以来、約34年ぶりに3万6900円台まで上昇した。その後、日銀が大規模金融緩和策の維持を決めたと公表すると、午後の取引では一転して売りが優勢となった。
前日の米国市場でダウ工業株30種平均が史上最高値を更新し、東京市場でも投資家心理が一段と改善した。ただ、市場関係者の多くが予想した通りに日銀が現状維持を決めた後は、「高値圏で推移していることから利益確定売りが出た」(大手証券)という。
【時事通信社】
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