- 2024/01/23 掲載
世界のヘッジファンド、米ハイテク株買いに転換=ゴールドマン
[ロンドン 22日 ロイター] - ゴールドマン・サックスの顧客向け資料によると、世界のヘッジファンドは年初に売り越した米ハイテク株を18日までの週には買い増す動きに転じた。
6日までの週に米ハイテク株はヘッジファンドが大量に売却し、最も売り越されたセクターとなっていた。
だがハイテク株の比重が大きいナスダック100指数は先週に3%上昇した。人工知能(AI)に対する楽観的な見方や世界的巨大ハイテク企業に対する投資意欲が改めて強まったことで買いが集まった。
ヘッジファンドは18日までの週にハイテク株、金融株、工業株を買い持ちにした一方、ヘルスケア株、公益株、エネルギー株は売り持ちとした。
ゴールドマンは公益株と不動産株が売られている理由として、これらの業種は金利に敏感に反応する点を挙げた。
欧米の早期利下げ観測は過去1週間、米連邦準備理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)の当局者発言によって後退している。
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