- 2024/01/22 掲載
財政への信認損なわれないよう、健全化進めたい=林官房長官
[東京 22日 ロイター] - 林芳正官房長官は22日午前の会見で、内閣府がこの日公表した2033年度までの中長期経済財政試算で、2025年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス)が成長実現ケースでも1.1兆円の赤字見通しとなったことについて、財政の持続可能性への信認が損なわれることないよう、着実に健全化を進めていきたいと述べた。
政府がこれまで目標としてきた2025年度のプライマリーバランス黒字化が見通せない状況が示されたことについて、官房長官は「年1.3兆円程度の歳出効率化努力を継続した場合は、2025年度には0.2兆円程度の黒字となる姿が示された」と説明。引き続き歳出効率化努力を進めていく考えを示した。
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