- 2024/01/22 掲載
仏海運CMA、欧州・豪間の運航ルート変更へ 紅海攻撃回避で
イエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船への攻撃で、アジアと欧州間の貿易が滞っている。米国はフーシ派への報復攻撃を続けているが、この危機的状況を解決できていない。
CMA・CGMは、欧州、インド洋、オーストラリアを結ぶ運航ルートについて、スエズ運河ではなく、一時的にアフリカ南端の喜望峰回りにすると述べた。
英紙フィナンシャル・タイムズが19日に掲載した記事によると、CMA・CGMのルドルフ・サーデ会長兼最高経営責任者(CEO)は、フランスの軍艦を伴うことができれば、一部の船舶をスエズ運河経由で運航すると述べた。
サーデ氏は、同紙に対し、CMA・CGMが運航している他の船舶は、アフリカ南端経由で航行していると説明。紅海での緊張高まりで、同社の運航スケジュールは「完全に混乱」していると述べた。
PR
PR
PR