- 2024/01/20 掲載
米1月ミシガン大消費者信頼感21年7月以来の高水準、予想も上回る
[ワシントン 19日 ロイター] - 米ミシガン大学が19日発表した1月の消費者信頼感指数(速報値)は78.8と2023年12月の69.7から上昇し、2021年7月以来の高水準となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は70.0だった。
FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「米経済は後退しているわけではなく、24年初の時点で前進している」と指摘。「大規模な利上げが経済成長に水をささなかったのは初めてだ」と述べた。
調査ディレクターのジョアン・スー氏は声明で「消費者の見方はインフレが曲がり角に差し掛かったという確信と所得期待の高まりに支えられている」と述べた。
現況指数は83.3と前月の73.3から上昇。期待指数も67.4から75.9に上昇した。
1年先のインフレ期待は12月の3.1%から2.9%に低下し、20年12月以来の低水準となった。5年先のインフレ期待も前月の2.9%から2.8%に低下した。
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