- 2024/01/20 掲載
米中金融作業部会、今後も定期的な会談開催で合意
声明によると、米当局者はイエレン財務長官が「適切な時期」に再び中国を訪問することを期待していることも示したという。
今回の金融作業部会の会合では、金融の安定と資本市場の問題、国際金融機関、持続可能な金融、クロスボーダー決済とデータ、マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与に対応するための取り組みなどについて話し合われた。
財務省は「米高官も対話の中で率直に意見の相違点を指摘した」とした。ただ、どの分野で意見の相違があったのかは明らかにしていない。
米中はまた、気候変動ストレステストや「グローバルなシステム上重要な銀行」(GSIBs)を巡る枠組みについて、それぞれの国でこれまで行われた意見交換を見直した。
米財務省によると、ブレント・ニーマン財務次官補(国際金融担当)とネリー・リャン財務次官(国内金融担当)を中心とする米国側のメンバーが北京で中国の何立峰副首相と会談した。
中国側の代表団は中国人民銀行当局者が率い、他の省庁の当局者も参加したという。
PR
PR
PR