- 2024/01/19 掲載
米レディット、3月にもIPOへ SNS大手で4年ぶり
[18日 ロイター] - 米オンライン掲示板レディットが3月の新規株式公開(IPO)を目指していることが分かった。3年以上前から視野に入れていた上場に向け、詳細な計画を策定したという。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
交流サイト(SNS)運営大手のIPOは2019年に上場したピンタレスト以来。SNS各社は広告収入を獲得しようと激しい競争を展開している。
レディットの一部利用者が上場を後押しするかどうかも試される。レディットに投稿する多くの投資家は、過去3年間にゲームストップや映画館運営のAMCエンターテインメント・ホールディングスなど何十もの「ミーム株」(はやりの株)の急騰を支えた。
関係者によると、レディットは21年12月に非公開でIPO申請を提出していた。来月下旬に公開申請を行い、3月上旬にロードショーを開始、同月末までにIPOを完了する計画だが、遅れる可能性もある。
また、IPOでは約10%の株式売却を目指し、評価額の目標は実施時期が近づいてから決定するという。21年の資金調達ラウンドでは約100億ドルと評価された。
レディットの広報担当者はコメントを控えた。
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