- 2024/01/10 掲載
ライドシェア、都内で4月から=アプリで配車―東京タクシー協会
東京ハイヤー・タクシー協会は10日、一般ドライバーが自家用車で乗客を有償送迎する「ライドシェア」を、東京都内で4月に始めると表明した。政府は昨年末、タクシー会社が運行管理することなどを条件に、道路運送法で原則禁じられているライドシェアを一部解禁する方針を決めた。都内でタクシー不足が問題となる中、解消に向けて加盟タクシー事業者が全国に先駆けて導入する。
地域や時間帯を限定してアプリで配車する。東京23区と武蔵野、三鷹両市で平日朝や金曜夕方、土曜未明、土日昼間に運行することを想定。運賃はタクシーと同水準で、乗車前に金額が確定する仕組みを取り入れる。飲酒チェックなどは車両内で遠隔で行うことを想定しているが、詳細は国土交通省の通達などを踏まえて決める。
【時事通信社】 〔写真説明〕ライドシェアについて記者会見する東京ハイヤー・タクシー協会の川鍋一朗会長=10日午後、東京都千代田区
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