- 2024/01/10 掲載
中銀は債券市場への介入強化を、規制の見直し必要=ICMA調査
ICMAは欧州の主要国債市場の参加者に対して調査を行い、債券市場の流動性に関する報告書の概要を公表した。報告書は年内に発表する。
「流動性の急速な蒸発とリスクの急激な再調整を伴う一時的なボラティリティーの高まりが新たな常態であることを市場参加者は受け入れている」と指摘した。
安定を回復するために中銀がより頻繁かつ組織的に債券市場に介入することが必要になると市場参加者は考えているとした。
またプライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)に適用されるプルデンシャル規制を見直し、市場の回復力を高めるよう提言している。
高水準の銀行資本と債券市場の流動性と回復力はトレードオフの関係にあるとの指摘もあった。
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