- 2024/01/05 掲載
サッポロ、改革要求の3Dが筆頭株主に 議決権比率16.19%に上昇
Shinichi Uchida
[東京 5日 ロイター] - サッポロホールディングスは5日、同社に対して経営改革を要求するシンガポール拠点の3Dインベストメント・パートナーズが筆頭株主になったと発表した。議決権比率は昨年12月25日時点で16.19%に上昇した。18日時点では第2位の15.02%だった。
3Dが5日に関東財務局に提出した変更報告書によると、保有目的は引き続き「純投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」となっている。
3Dは、サッポロが昨年9月に社外有識者を含む戦略検討委員会を設置し、企業価値向上の取り組み始めたことに「歓迎」の姿勢を示していた。
サッポロの広報担当者は、3Dの株式買い増しを受けて「企業価値向上に向けた中期経営計画の方針などの考えを今後とも株主の皆様に理解してもらえるよう説明に努めていく」とコメントした。
*写真を追加して再送します。
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