- 2024/01/05 掲載
英住宅価格、12月は前年比+1.7% 8カ月ぶり上昇=ハリファクス
ハリファクス・モーゲージのディレクター、キム・キナード氏は、売却物件の不足が価格上昇の主因とみられるが、住宅ローン金利が低下しており、今年初めに購入意欲が増す可能性が高まったと指摘。
「われわれの最新予測では、今後1年間の住宅価格は2─4%下落する可能性があるが、現在の経済情勢を踏まえると、予測の不確実性は依然として高い」と述べた。
キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、イモジェン・パティソン氏は、前年同月の住宅価格が、ミニ予算発表に伴う債券市場の混乱で前月比1.4%下落していたことが影響したと指摘。
ただ、住宅ローン金利の最近の低下を踏まえ、今年第4・四半期の住宅価格が前年比3%上昇するとの見方を示した。従来予測は1.5%低下だった。
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