- 2024/01/04 掲載
ENEOS、ハラスメント撲滅へ=経営トップの不祥事続き―宮田副社長
石油元売り最大手ENEOSホールディングス(HD)の宮田知秀副社長は4日、グループ社員に向けた年頭のメッセージで、経営トップによる女性への不適切行為が続いた事態について「企業としての再生が必要であり、関係者から信頼してもらえるように努めることが急務だ」と強調した。職場環境の再構築に向けて「法令順守とハラスメント撲滅は重点的に取り組む」と意欲を示した。
同社は、2022年8月に当時の会長が性加害問題で辞任。昨年12月には社長が女性への不適切行為で解任された。宮田副社長は新体制発足まで社長職代行を務める。新体制については「社外取締役を中心に審議が進んでおり、4月発足に向け2月に発表したい」と説明した。
【時事通信社】
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