- 2024/01/03 掲載
テスラ、第4四半期納入台数が予想上回る 年間目標達成
[2日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手のテスラは2日、2023年第4・四半期の納入台数が予想を上回り、過去最高を更新したと発表した。主力セダン「モデル3」の一部モデルに対するインフレ抑制法(IRA)の下での連邦税額控除適用終了前の駆け込み需要で押し上げられた。
年間では主力車種の値引きなどが奏功し、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が年初に掲げた目標(180万台)を達成した。
第4・四半期は48万4507台と、第3・四半期から約11%増加。LSEGがまとめたアナリスト14人の予想(47万3253台)を上回った。
内訳は「モデル3」と多目的スポーツ車(SUV)「モデルY」の納入台数が46万1538台。その他が約2万3000台だった。
24年の納入台数は220万台と予想。前年比での伸びは約22%と、23年の約38%から鈍化する見通し。
テスラの主力セダン「モデル3」の後輪駆動型とロングレンジ型に対する最大7500ドルの連邦税額控除の適用が23年末に終了したことで、一部アナリストは24年の納入台数が圧迫される可能性があると指摘している。
テスラは24日に第4・四半期決算を発表する。
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