- 2023/09/28 掲載
米SEC、証券会社の私用アプリ業務利用問題で和解近い=関係筋
[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)は証券会社や投資顧問会社が業務上の情報管理に私用メッセージアプリを利用している問題の調査で、20数社との和解に向け最終調整している。事情に詳しい2人の関係者の話で分かった。
「ワッツアップ」など未承認のメッセージアプリの業務利用に関する調査は2年に及んでおり、これまでに20億ドル以上の罰金支払いが決まっている。
協議中の和解案では企業側が罰金を支払い不正行為を認めるほか、コンサルタントを雇って業務記録の管理方法を見直すなどの対策を取ると約束する。一部の企業は最大5000万ドルを支払う可能性があるという。
SECは9月終了の会計年度末までに一部企業との和解を発表する見込みだが、協議は流動的だと関係筋は語った。
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