• 2023/09/28 掲載

NY外為市場=ドル指数10カ月ぶり高値、円・ユーロ下落

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[ニューヨーク 27日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が10カ月ぶりの高値を付けた。高金利環境下で米国経済が相対的に他国をアウトパフォームするとの見方が背景にある。円は介入警戒域で推移し、ユーロは約9カ月ぶりの安値に下落した。

米10年国債利回りはこの日も上昇を続け、2007年10月以来の高水準を記録した。

バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフマーケットストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は「米国は、金利上昇とエネルギー価格の上昇という新たな試練に最も対処できる国だ。米国発のニュースがそれほど良くなくても、相対的に良く見える」と述べた。

ドル指数は106.84と、11月30日以来の高値となった。

米金利上昇は円を圧迫。1ドル=149.71円と11カ月ぶりの安値まで下落した。

ドル/円は、米国の長期債利回り、特に10年ゾーンの利回りの変化に非常に敏感に反応する傾向がある。

心理的な節目である1ドル=150円に近づいたことで、トレーダーは日本の当局による介入の兆候を警戒している。

RBCキャピタル・マーケッツのアジアFXストラテジー幹部、アルビン・タン氏は、「債券利回りによる(ドル/円への)基本的な上昇圧力は無視できないほど大きい。たとえ介入があったとしても、債券利回りが本格的に低下しない限り、ドル/円を永久に押し下げることはないだろう」と述べた。

ユーロは1.04880ドルまで下落し、1月6日以来の安値を付けた。

英ポンドは1.21110ドルと、3月17日以来の安値となった。

ノルデアのシニアFXストラテジスト、デーン・チェコフ氏は「市場が、米長期金利上昇の長期化を予想していることは明らかだ。それがドルの主な原動力だ」と述べた。

ドル/円 NY午後4時 149.58/149.61

始値 149.22

高値 149.72

安値 149.12

ユーロ/ドル NY午後4時 1.0504/1.0508

始値 1.0552

高値 1.0554

安値 1.0489

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