- 2023/09/19 掲載
9月米住宅建設業者指数は45、5カ月ぶり低水準=NAHB
住宅ローン金利が高水準にあり、購入希望者が住宅を購入しにくくなっているのが響いた。
8月は50と、今年に入ってから初めて前月から低下していた。
NAHBのチーフ・エコノミスト、ロバート・ディーツ氏は「住宅ローン金利の高騰が建設業者指数と需要に打撃を与えているのは明らかだ。長期金利が下がるまで住宅購入を先延ばしする購入者が増えている」とし、「建設業者が住宅供給を増やせるような政策を導入することがこの国で住宅を取得しにくくしている危機的な状況を和らげ、住宅インフレを抑制する最善の策となる」と主張した。
米連邦準備理事会(FRB)が2022年3月に利上げを開始して以来、住宅ローン金利は上昇した。23年8月上旬以降には7%超と、02年以来の高水準にとどまっている。
向こう6カ月間の販売予測を示す指数は9月に49と、8月の55から低下した。9月に価格を引き下げた建設業者の割合は32%で、22年12月以来の高水準となった。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR