- 2023/09/15 掲載
UBSトップのエルモッティ氏、2026年末までの任期全うする決意
[ニューヨーク 14日 ロイター] - スイス金融大手UBSグループのセルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は14日、自身の任期となっている2026年末まで職務を全うし、クレディ・スイスとの統合作業を仕上げたいとの考えを示した。
2011―20年までUBSのCEOを務めたエルモッティ氏は、スイス政府の肝いりでUBSによるクレディ・スイスの買収が決まった後、再びトップの地位に座ることになり、混乱を切り抜けて正常化させる責任を痛感しているという。
エルモッティ氏は「私は仕事をやり遂げなければならない。最後まで職務を続けるというのが私の決意で、つまりそれは26年末までということだ」と語った。
今後についてエルモッティ氏は、米国とアジアを成長地域に挙げた。ただ米国が大幅な景気後退を避けてソフトランディングが実現する可能性について、自信過剰にならないよう投資家に警告した。
アジアに関しては、中国を巡る地政学的緊張はあるものの、10-20年単位で投資すべき場所だと強調した。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR