- 2023/09/13 掲載
米年末商戦、5年ぶり低水準の見通し オンラインは好調
[13日 ロイター] - デロイトが13日公表した報告書によると、今年の米年末商戦は過去5年間で最も低調になる見通し。
デロイトは11─1月の実店舗とオンラインを合わせた売上高は3.5─4.6%増加し、1兆5400億─1兆5600億ドルと見込む。物価が急上昇した2022年は7.6%増だった。
一方、オンライン販売だけを見ると10.3─12.8%増加して、過去2年で最も好調になる見通し。
DAデビッドソンのアナリスト、マイケル・ベイカー氏は、過去29年間のうち23年は新学期の小売売上高の傾向が年末商戦の行方を左右してきたと指摘。ウォルマートのダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)は12日、7月に新学期商品の需要を受け、今年の年末商戦はかなり好調になるとの見方を示した。
ターゲットやアメリカン・イーグル・アウトフィッターズなどの小売企業も新学期商品の売れ行きはまずまずとの見方を示している。
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