- 2023/09/12 掲載
ソフトバンクG出資の米ニューモラ、IPOで時価総額27億ドル見込む
IPO申請文書によると、1株16─18ドルで1470万株を売り出し、最大2億6480万ドル調達する可能性がある。ティッカーシンボル「NMRA」でナスダック市場に上場を予定している。
ニューモラは米東部マサチューセッツ州ウォータータウンに拠点を置き、脳疾患治療薬を開発している。主力な治験薬である大うつ病性障害治療薬の後期臨床試験(治験)3回のうちの第1回目を2023年第3・四半期に始めると7月に表明していた。
2回目は第4・四半期に米国とカナダ、中南米で開始予定。3回目はアジア太平洋や欧州などさらに広い地域を含める予定だ。
ニューモラはベンチャーキャピタルのアーチ・ベンチャー・パートナーズの支援を受けて19年に設立された。
アムジェンも21年にニューモラに対して1億ドルを株式投資し、アムジェンの神経変性疾患向け治験薬のいくつかを世界で開発し、販売する権利を与えた。
IPOでは米金融大手JPモルガン・チェースとバンク・オブ・アメリカ(BofA)が主幹事となっている。
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